個別相談
「約束の虹」にご相談ください
セクシャリティや信仰のことについて、悩みや疑問をお聴きします。
約束の虹は、同性愛や性別移行そのものを罪として見なすことはなく、ひとりひとりの選択・決定や神様との関係を尊重しています。
どのようなことで悩んでいるのかゆっくりお伺いし、指導やアドバイスではなく共に考え、ご希望であれば共に祈ります。
また、「断罪されているようで怖くて聖書が開けなかったけど、イエス様のことはもっと知りたい」という方と共に、安心して開ける箇所からの学びもご一緒できます。
ご本人以外からのご相談でも大丈夫です。たとえば
・セクシャルマイノリティのご家族やご友人がいらっしゃる方。
・牧会している教会にセクシャルマイノリティ当事者がいらっしゃる教職者の方。
どんなことでも、お気軽にご相談ください。
ご相談は無料です。カンパ・ご献金は歓迎いたします。
関東近郊であればお会いすることもできるほか、メールや電話、ZOOMなどのコミュニケーションツールを用いて、遠方の方や外出が難しい方にもご利用いただけます(メンバーごとに異なりますのでお問い合わせください)。
相談をお受けするメンバー
様々なセクシャリティ・経験・知識を持ったユニークなメンバーたちが承ります。現在、下記3名がお受けできます。詳しいプロフィールはページ下部をお読みください。
特にご希望がなければ代表のルカがお受けし、ご相談の内容にもっとマッチしているメンバーがほかにいる場合にはご紹介することもできます。
寺田留架(ルカ)
ダン
かな
寺田留架(約束の虹ミニストリー代表)
福音派のクリスチャンホーム生まれ。
トランスジェンダー男性(FtM)で、ホルモン治療や手術などは今のところせずに生活しています。性的指向は広い意味ではバイセクシュアル、狭い意味ではゲイ。
牧師を志して東京聖書学院に入学し3年間学びましたが、卒業直前に性的少数者のためのミニストリーを立ち上げるようにと神様からの呼びかけを感じて、卒業した2015年より、信徒の立場で活動しています。
同性愛についての聖書解釈などはリベラル神学の本にも学んでいますが、「聖書は神のことば」として拠り所とする福音派の方々の気持ちにも配慮できるようなスタンスを心がけています。
エキスパートには程遠い知識レベルですが、いち当事者の目線でご相談内容をじっくりお聴きし、一緒に考えたり調べたり祈ったり、できる範囲のことを精いっぱいさせていただきたいと思います!
ふだんの仕事は建築設計事務所でパース(完成予想CG)描きなど。
趣味は音楽、特にメタルで、大好きなインディーズバンドを追っかけたり、コピーバンドでドラムを叩いたりしています。好物は博多系とんこつラーメン。
ルカの証し(パーソナル・ストーリー)
■僕がトランスジェンダーを名乗るワケ
■僕のお恥ずかしい話から「罪」を考える
ダン
福音派クリスチャンホーム生まれ(ひいお爺さんからの牧師家系!)。
同性のパートナーあり。
趣味は立ち読みと飲み歩きと落書きと口笛。
米国の大学院で神学・哲学・ジェンダー・セクシュアリティについて研究しています。
キリスト教に対する愛と問題意識の狭間で右往左往する日々を過ごしています。
規範に囚われない、他者を排除しないキリスト教の可能性を思い描きながらも、規範に囚われ、他者を排除するキリスト教への抵抗手段を模索中。
気が向いたら、なんでもお話ししてください!
ダンが執筆した記事
かな
性自認女性 / レズビアン
私はもともとバイセクシャルで2度結婚をし、子供も3人います。しかし夫婦関係において長い間傷を受け続けてシス男性に対して恐怖心を持つようになってしまいました。
教会の中では、男女の仲の良い夫婦が理想とされており、夫婦のセックスは神の祝福として推奨されている雰囲気がありました。
パートナーと性格的に合わない、親密になれないのでセックスができないといった悩みを打ち明けると、祈って克服しようと言われそうで言い出せませんでした。10年以上罪の意識を持ち自分を責め続けましたが、「同性愛は聖霊を受けると治る」と教える福音派の母教会に疑問を覚え、教会を離れました。ありのままの自分を否定し続ける事に疲れていたところに、自分を含めたセクシャルマイノリティのクリスチャンすべてを否定されたように思ったからでした。
それから「約束の虹ミニストリー」に出会い、当事者やアライの方々と話し合うたくさんの機会をいただきました。クリスチャンの中で、はじめて考えていることをそのまま口に出し、否定されずに受け入れられるという経験をしました。ありのままでいて互いに愛し合うという喜びを知りました。今ではゲイの牧師のいる当事者の教会に加わっています。
昔は今よりカミングアウトに対するハードルも高かったし、性的指向が合う人と出会う方法も少なく、情報も入らず、常識に従って結婚してしまったけどうまくいかない、性的にも難しいと思っている人はたくさんいると思います。
1人1人状況は違うので、答えはありませんが、気持ちを打ち明けること、聞くこと、他の人のパーソナルストーリーを参考にすることはできると思います。
神さまはすべての人間を「極めてよし」と思っておられます。
愛する子供たちの幸せを願っておられます。
まずは神さまのふところで自分を愛し、大切にして、あったまったところで他の人も愛するにはどうしたらいいか。
一緒に考えていきたいと思います。
かなの証し(パーソナル・ストーリー)
■愛しやすい人を愛することから
かなのブログ(外部リンク)
■「かなりかな」